木の実を詠む 0001

　　　　　　　　桑の実を拾えば胸のすくものを

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2013　初夏）

策を詠む（0001）

　　　　　　　　　　行方を想い想いて心太

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2013　初夏）

タグ：心太 言葉遊び 俳句

日常＆署名活動

朝起きて「ノドが痛い」と娘が言った。

ああ、そうよねぇ〜、こんな時期だもんねぇ〜とそれ以上の進行は考えない

ようにして日曜の朝が始まった

日曜日とは云え、ほぼ毎週何かの予定がある。

何だか、いっぱいやることがある。

（それはどこのお宅もそうだろう…）

でも、うちは本当に休みが無い。遊びが無い。まったりが無い。

旅行も無い。ついでにお金も無い。

ただ、今日あるのは子どものサークル活動（ちなみに工作の当番）と、

「バリアフリー2001」という福生市で活動をしている団体の活動紹介の

会を聞きに行くという事。　そしてそこでの署名活動だった。

娘が起きてくる前に、TVで辺見庸さんが語っているのを聞きながら

工作の題材「森の小人」の試作をした。

去年、自分で編み出したトイレットペーパーの芯で作るお人形のシリーズ。

自分でも結構気に入っている

可愛げのあるものを作りながら、耳では辺見庸さんの語りを聞いた。

3.11のこと、そしてそれ以後の私たちの事、私達がそれ以前にはまるで

忘れたようにいや、完全に忘れ去っていた　＜人は万物の中のほんの一部＞　

ということ。

原子力発電にも反対（つまり人間にとって持て余してしまうモノ）という

内容を語っていた。

辺見さんは、このような事も云っていた。

「80、90歳になった人たちが死んでいって、そしてまあ、そのような年齢なの

だからしょうがない。というような感覚があって…、でも、そのように、生きて

いても誰のためにも何のためにもならない力のない人たちこそ、生きるべき。

生かされるべき。生きてもらおう！　

そのような人達に生きてもらうことが我々の為になる。」

なるほど…と思います。

そのように、人のためになるとかならないとか、若いとか年寄りとか、その他

諸々の条件で人を見ず、ただひたすらに、他者への優しさを自分の中に創り

だそうとすることで、自分も人間としてのギリギリのところを生きることが

出来るかなぁ。

そういうふうに努めようとする気持ちがなくなった時、そこで人としての核を

捨てた事になるんだろうなぁと思いました。

弱い人間だから思うのですが、優しい人間になる事って究極の目標。

難しい…。

話は違いますが、

今日の署名活動は勇んで、そして用意周到に整えて行ったのに…

たった一人に頂いた、それのみでした。

あ〜、人に頼むのって精神疲労

そして、娘は午後になって39度を超える熱…

日曜だし、様子をみるため病院へは行かず。　

でも、インフル入ってる？

とりあえず一句

　　　　　氷上に押し固められ　日々のいとなみ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2012　冬）　

原発都民投票！

2月9日が過ぎたら、頑張りました〜＆目標達成のお祝いがした〜い！！

受任者の方々、そう思いますよねぇ。

署名活動も追い込みです！！！

ガンバロウ　オーッ

さて…と

東京電力管内にある原発稼働の是非を問う都民投票条例の制定

を求めるため、署名活動にご協力下さい！

署名期間→あと1３日

受任者登録期間→およそあと７日

＜西多摩地域　街頭署名日程＞

　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　28日（土）立川北口11時〜15時

　　　　　　　　　　　　　　　29日（日）羽村福島屋11時〜12時半

　　　　　　　　　　　　　　　30日（月）福生市役所12時半〜13時半

　　　　　　　　　　　　　　2月1日（水）福生南田園マルフジ

　　　　　　　　　　　　　　2月4日（土）羽村ゆとろぎ14時半〜15時半

　　　　　　　　　　　　　　2月7日（火）羽村ゆとろぎ16時〜17時

西多摩地域の署名目標は5000筆！！　

今現在の署名数はおよそ1500筆です。

ちょっと小耳にはさんだ情報では…ナント(^o^)

調布市が目標数を達成したとのことです

街中に立ってみるとおよそ97％の方が「こんな署名知らなかったわ〜」という反応

ですが、こんな活動が普通の市民の手で今、動いています。

普通の市民、町のオバチャンたち、お母さんたちが自分たちの生活の中でただただ

自然に…誰のものでもない自分の心で感じ、自分の頭で考えた事を、自分の身体で

行動に移しているわけです。

2012年の始めに、私は「オバチャンっていいなぁ〜」と思っています。

私もオバサンからオバチャンへどんどん変わってゆきたいなぁ〜と思います。

要するに、オバサンよりもオバチャンは素直で可愛い人たちなのではないかなぁ。

原発の事にしたってあれこれこねくり回す事無く、

命に対する素直な愛情をもとに考えている。

こんなオバチャンたちが居る限り、世界はあったかく住みよいのだと思います。

まだオバサンとは言われたくないわという世代の人達は、忙しそうに署名を

かわして行ってしまう事が多い…。

私もそんな世代の一人だから、そのような感覚は充分わかります。

街中で呼び止められたくなんかないし、人の話を聞いている時間などもったいない。

勿論、本当に日常が忙しすぎるのは確かです。

日々をこなしていかなきゃと、真面目なんだと思います。

真面目に生活すると、確かに日常が計画通りクリーンでコンパクトに片付けられて

気分が良いです。

でも、ちょっと自分ゴトの他に他人ゴトにかかる部分まで考えてみる余計な事が

あったほうが潤うカンジありませんか…

原発だの、電力だの沢山難しい話を勉強しなくてはならないなんて面倒な事はある

けれど、その前に素直に感じる感覚に立ち戻ってみる。　

色々疲れたらオバチャンたちから元気をもらってみる。

私の2012年であります。

署名活動の日々から一句

　

　　　　　冬の空　カラスの軌道とクロスする

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2012　冬）

原発都民投票！

署名が出来るお店

あきる野市・羽村市

福生市・日の出町・檜原村

＜あきる野市＞

ブルームファーベンタキハナ《あきる野市の方署名できます》

＜福生市＞

April Tone《福生市の方署名出来ます！》

アントハウス《福生市の方署名出来ます！》

UZU《福生市の方署名できます！》

Orenge Sunshine《青梅・福生市の方署名出来ます！》

木を植えるレストラン　オーロラ《八王子市の方署名出来ます！》

クラウド・ナイン・ベーカリー《羽村・福生市の方署名できます！》

くりちゃんの店《福生市の方署名できます！》

DRU《福生市の方署名出来ます！》

トム・ソーヤ工房《福生市の方署名出来ます！》

中森生花店《福生市の方署名できます！》

<羽村市>

Boot《羽村市の方署名できます》

＜日の出町＞

きりんかん《日の出町の方署名できます》

＜檜原村＞

森の風（ぷぅ）《檜原村の方署名出来ます！》

告知！！街頭署名

東京電力管内にある原発稼働の是非を問う都民投票条例の制定

を求めるため、署名活動にご協力下さい！

署名期間→あと16日

受任者登録期間→およそあと11日

＜西多摩地域　街頭署名日程＞

　　　　　　　　　　　　　25日（水）あきる野市役所12時半〜13時半

　　　　　　　　　　　　　25日（水）あきる野市役所14時〜15時

　　　　　　　　　　　　　25日（水）あきる野草花いなげや16時半〜17時半

　　　　　　　　　　　　　26日（水）あきる野草花いなげや16時半〜17時半

　　　　　　　　　　　　　28日（土）立川北口11時〜15時

　　　　　　　　　　　　　29日（日）羽村福島屋11時〜12時半

　　　　　　　　　　　　　30日（月）福生市役所12時半〜13時半

　　　　　　　　　　　　2月1日（水）福生南田園マルフジ

　　　　　　　　　　　　2月4日（土）羽村ゆとろぎ14時半〜15時半

　　　　　　　　　　　　2月7日（火）羽村ゆとろぎ16時〜17時

西多摩地域の署名目標は5000筆です。

現在、そのうち1000筆を頂いていますが…

あと、16日間で4000筆を頂く事が出来るでしょうか？

「良かれ悪しかれ私達日本人の意識（と意識下）が試されると思う。」との言葉は

この署名に際しての谷川俊太郎さんの言葉ですが…

西多摩地域の私たちの意識はどのように現れてくるでしょうか？

私はこの署名活動、是非成功させたい！！

ご協力、宜しくお願いしますm(__)m

空を詠む 0005

　　　　　　　　薄墨の雲にも馴染む秋の朝日は

（2010　初秋）

雨を詠む 0006

　　

　　　　　　　　　出迎えの猫足止めて地雨かな

　　（2010　夏）

2010-05-21

　　　　　　　ココロは惑星また何時か近づく時もあるかも

(2001　11月)

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時を詠む 0003

　　　　　　　　　ゾロゾロと時降り流れ花あやめ

(2010　初夏)

流れを詠む 0001

　　　　　　　　　喨々と流れは春の真ん中に

（2010  春）

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義母を詠む 0001

　　　　　　　　お空には真珠の水面母の窓

（2010　冬）

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タグ：母、 水面、 空、 俳句

変化を詠む 0001

　　　　　　　　　たわたわと大気を揺する冬柳

（2010　冬）

タグ：俳句 大気、

雪、その後を詠む 0002

　　　　　　　　　雪後には透明な山の息聞こえ来る

（2010　冬）

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タグ：俳句 山、 雪、

初春を詠む 0001

　　　　　　　　　　新年は心新し

　　　　　　　　　　知る人が

　　　　　　　　　　みな新しい顔をしている

（2010　冬）

タグ：心、 新年、

燠 0001

◇ 元旦に頂いたメールの中に一遍の詩がありました。

　それはそのメールの主である人が、子供の頃心を動かされた詩

　という事でしたが、あまりに美しい詩だったので紹介したいと

　思います。

　

　以下は三好達治の詩です。

　　　　甃（いし）のうへ

あはれ花びらながれ
をみなごに花びらながれ
をみなごしめやかに語らひあゆみ
うららかの跫音＜あしおと＞空にながれ
をりふしに瞳をあげて
翳（かげ）りなきみ寺の春をすぎゆくなり
み寺の甍（いらか）みどりにうるほひ
廂（ひさし）々に

風鐸（ふうたく）のすがたしづかなれば
ひとりなる
わが身の影をあゆまする甃（いし）のうへ
（「測量船」）

　今年は、元旦からこのような美しい詩に出会えて

　嬉しい年の初めです。

　暮からの夜空と月の美しさもあり、ここ数日の間に

　心を新しくすることができました。　感謝。

　

タグ：三好達治、 測量船、 燠

元日を詠む 0001

　　　　　　　　　　シャリシャリと

　　　　　　　　　　月光降り

　　　　　　　　　　元日

（2010　冬）

タグ：月光、 元日、 俳句

月を詠む 0004

　　　　　　　　　　満月や

　　　　　　　　　　坦々と

　　　　　　　　　　年が満ちてゆく

（2009　冬）

タグ：月、 満月、 俳句

歳の暮れを詠む 0004

　　　　　　　　　　空風（からかぜ）に

　　　　　　　　　　吹き飛ばされて

　　　　　　　　　　年忘れ

（2009　冬）

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感謝を詠む 0001

　　　　　　　　　　あの顔も

　　　　　　　　　　あの言葉もみな

　　　　　　　　　　僅か三百六十五日の中にあり

　　　　　　　　　　皆々深謝

（2009　冬）

薄暮を詠む 0001

　　　　　　　　　　冬の峰

　　　　　　　　　　薄暮に影を吸われゆく

（2009　冬）

月を詠む 0003

　　　　　　　　　　白い月

　　　　　　　　　　枯れ野に漠と

　　　　　　　　　　灯りおり

（2009　冬）

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歳の暮れを詠む 0003

　　　　　　　　　　送電線の　

　　　　　　　　　　行く手に幸のあるような

　　　　　　　　　　年の瀬

（2009　冬）

歳の暮れを詠む 0002

　　　　　　　　　　窓越しに

　　　　　　　　　　物思う男（ひと）あり

　　　　　　　　　　歳の暮

（2009　冬）

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旅を詠む 0001

　　　　　　　　　　　旅に出て

　　　　　　　　　　　煩わしさの無いような

　　　　　　　　　　　雪景色

（2009　晩秋）

猫を詠む 0001

　　　　　　　　　　　ストーブと万歳をした黒猫と

（2001  冬）

木々を詠む 0004

　　　　　　　　　　　ハナミズキ

　　　　　　　　　　　幾枚の葉残す

　　　　　　　　　　　冬の空

（2009　冬）

夕日のうた 0001

　　　　　　　　　　　　夕日の滴る音を聴く

（2009　秋）

色を詠む 0002

　　　　　　　　　　　上空から

　　　　　　　　　　　白濁していく

　　　　　　　　　　　街の色

（2009  秋）